幕張ハウジングパーク内でも和の庭を演出しているのは唯一ココだけと言い切れる空間となりました。
屋内に使用されている古民家再生材を庭にも取り入れる事により、外観からもその特徴を表現しています。
お客様をお出迎えするアプローチ部分は出来るだけ広くしました。
中央はミカゲ石の板石ですが、新品のものではなく古いものを使用しています。周りの土間は、伊勢砂利の洗い出しとしました。
モデルルーム内は古民家を思わせる雰囲気と共に、リフォーム時の耐震構造などを見ることが出来ます。
向かって右側はつくばいを組み、ひき臼と小さめの石と使った「あられこぼし」という手法で飛石を打ってあります。
中央には店舗内で使われている古民家からの梁の一部をあしらいました。
つくばいの背景には、太竹と竹穂を用いた創作鉄砲垣を作り、ヒイラギナンテンやオオムラサキツツジなどをあしらいました。お隣との見切りは低い四つ目垣にしてあります。
植栽は中央のアオハダに手前のアセビ、グランドカバーとしてハイゴケを使用し、ヤブコウジやベニシダ、ヤブランなど里山で見られる下草を用いました。
向かって左側には、当時大きな屋根を支えていたであろう姿をそのままに、長さ4mもあるりっぱな梁が横たわっています。
奥に植えたアオダモの株立も初夏を迎える頃には青々とした茂ることでしょう。
モデルルームという限られたスペースの中で、ハウスメーカー様の特徴を伝え、ミツバツツジなどの花々や落葉樹などで四季の変化を楽しめお客様をお迎えする庭にいたしました。
幕張ハウジングパーク展示場内に今季オープンしたリフォーム館の一角に、他のモデルルームとは異なる空間を作りました。
古民家リフォームを得意とするホームテック社のコンセプトに沿い、和のテイストをふんだんに取り入れた落ち着きのある庭となりました。