造園のプロが教える枯らさない植木の植え方
2022/12/16
千葉で造園業を営んでおります柴崎庭園です。
皆様の中にはホームセンターなどで気に入った植木を購入し、ご自分でお庭に植えて楽しまれている方も多いと思います。
そんなお気に入りの植物をご自分の手で植えたのに、枯らしてしまった経験はないでしょうか?
今回は枯らす事のない植え方をご紹介いたします。
普通 植木を植える時、当然穴を掘って植木を植えたら土をかぶせてジョウロなどで表面がぬれるまで水をやって終わり。
・・・という感じかも知れませんが、これでは枯らす確率がMAXです。
私達植木屋が植木を植える場合、植えた後の水やりは「そんなにしなければいけないの?」というレベルで水を入れます。
植木を植える植穴を少し多めに掘って、植えた後土を土手のようにして水が流れ出さないようにした後、植木の根に向かってホースで直接流し込みます。
水が土手を決壊しない程度十分入れたら根の周りの土と水を棒など使ってグチャグチャに混ぜ合わせます。(ほとんど泥んこ遊び)
一旦水が引くのを待ってから、沈んで少なくなった土を足し、更に水を足してまた混ぜます。
この時、植木を揺らして泥となじませるのが肝心です。たまに揺らすと気泡が出ますから。
様は植木の根と土を十分密着させて空気の層が残らないようにしてあげる。これを注意するだけで植木の活着率(枯れない確立)が格段にUPします。
これで植木は大きく育ってくれるでしょう。
大きく育った植木は無理をせず、植木屋さんに剪定の依頼をして下さい。
ご自分で高い所を切ろうとして脚立から落ち、大けがをしてしまった事を多く聞きます。
痛い思いをするぐらいなら信頼できるプロにご相談ください。
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柴崎庭園
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