限られたスペースの中に石組み,植栽,竹垣,点景物と庭を構成する
主な要素が取り入れられた凝縮された坪庭ができました。
庭造りの下準備 既存の砂利を撤去してゆきます。
建物の裏の狭い通路から資材搬入を行う為、運搬には細心の注意を払います。
景石の据え付け クレーンなどは使えない為、チェーンブロックを使用。周りの壁に接触しない様に細心の注意を払い作業をします。
景石の据え付け完了 用いた石は山形県産の鳥海石。
渋味のある石で条件が良いと表面が苔むしてきます。景石周りは土を盛り、高低差を付けてゆきます。
坪庭全景 景石を中心に盛土部分はタマリュウを植え込み、周りは伊勢砂利敷きとしました。低い四ツ目垣がアクセントを付けています。
上方からの景 バックの目隠しは塩ビ製の御簾垣。押縁は天然の太竹を用いる事で塩ビ竹のみでは出せない変化が楽しめます。
玄関フロアからの景 屋内との明暗やフレーム効果が一層庭を引き立たせます。夜、庭園灯が照らす景色も楽しめる事でしょう。
玄関フロアから望む約7㎡のスペースに庭の要素をふんだんに取り入れた坪庭